電子情報工学科JABEE

電子情報工学科は2011年度に「電子情報通信・コンピュータ及び関連の工学分野」のJABEE認定を取得しました。

在学生向けJABEE関連のお知らせ

  • 学習・教育到達目標と評価方法および評価基準(基準1(2)(b)関連分抜粋)(学習・教育到達目標と評価方法および評価基準)を変更しました。
  • シラバス:表3(2013-2016年度入学生用2017年度入学生用)を変更しました。
  • シラバス:電気機器学(P.191)を変更しました。
  • 電子情報工学実験Ⅲの到達度評価基準として、ルーブリックを定めました。実験Ⅲルーブリック
  • 平成29年度電子情報工学科外部評価委員会を開催しました。第一回外部評価委員会議事録
  • 平成29年度からの新カリキュラムスタートにつき、JABEE内規を二件(電子情報工学科の教育改善システム内規:教育改善システム内規、科目(教員)の点検活動内規:点検活動内規)を変更しました。
  • 在学生向けJABEEデータファイル

      電子情報工学科の学生は、卒業要件だけでなく、以下のJABEE修了要件を達成しなければいけません。以下の資料を熟読し、修了要件クリアに向け努力してください。

      JABEEへの取り組み

      JABEEとは

      日本技術者教育認定機構(JABEE: Japan Accreditation Board for Engineering Education)は大学など高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが社会の要求水準を満たしているかどうかを公平に評価し、要求水準を満 たしている教育プログラムを認定する非政府団体で、技術系の学会・協会と密接に連携しながら活動を行っています。

       JABEEは4年間の教育プログラムが達成する教育成果(Educational Outcomes)を審査し、大学の提示する学習・教育到達目標がJABEEの要求する教育成果を含み、国際的な水準で求められる知識や能力 (Minimum Requirement)を満たす内容であることを認定します。

      本学科の学習・教育到達目標

      電子情報工学科では、ソフトウエアからハードウエアまで、コンピュータ関連の技術を幅広く修得させることを教育の目的とし、プログラミング技術と電子回路設計能力を有する技術者を育成することを学習・教育目標としています。

       このような目的をもち、目標を定めて、電子情報工学科で皆さんが学んでいく学問分野は、一般的な分類に従うと、「電子工学」と「情報工学」の両方ということになります。

       主としてハードウエアを研究するのが電子工学で、ソフトウエアを研究するのが情報工学です。この二つの分野をバランスよく教育し、両方の分野に強い技術者・研究者を育成することを目指して、上のような教育目標を本学科では掲げています。近い将来、情報ネットワークが進化し、私たちの生活の隅々にまでコンピュータが浸透する「ユビキタス時代」になると、電子情報技術者が社会を支える重要な役割を担い、地域社会から国際社会まで幅広く活躍することになるでしょう。

       したがって、このような技術者には、電子情報工学に関する知識や技術はもちろんのこと、幅広い教養や倫理観をもち社会に対する責任を自覚したり、いろいろな問題を考察し、その結果を明確に表現したり、また、自ら問題を発見してそれを解決したりする力が必要です。本学科は、このような豊かな人間性や問題解決能力・コミュニケーション能力なども、仲間と協力し合いながら楽しく意欲的に身に付けていけるような教育プログラムを持っています。電子情報工学科の教員一同は、このプログラムに則り、また、その見直しと改善を常に行ないながら、皆さんが希望をふくらませ、成長し、前記の目標が達成できるよう、さらには、卒業した後は将来にわたって活躍できる息の長い技術者となれるように、情熱を持って指導にあたっています。

       このような教育の理念に基づき、前記の教育目標を以下のような項目に具体化しました。

      A.社会における技術者としての責任感の養成
       地域社会や国際社会に貢献するために、幅広い教養を持ち、倫理観をわきまえ、技術者として責任ある行動がとれる。

      B.問題を理解し、考察を加え、明快に表現できる能力の養成
       B-1 討論等において、論点を理解し、考察して、その内容を口頭や文章等でわかり易く表現できる。
       B-2 国際的に通用する最低限のコミュニケーションができる。

      C.与えられた問題に対し、解決策を考え、それを実行できる能力の養成
       C-1 問題点を分析し、解決策を提案して、それを適切に実行できる。また、その能力を自発的かつ継続的に向上できる。
       C-2 科学技術に関する問題提起・解決のための基礎知識がある。

      D.電子工学と情報工学の専門知識を幅広く身に付け、それらを活用できる能力の養成
       D-1 電子工学と情報工学の分野の基礎知識と、それを応用し、両分野の関連する複合的な問題を解決できるデザイン能力がある。
       D-2 電子情報技術者として、与えられた時間や資源などの制約の下で計画を立て、他者と協力して仕事を進め、まとめることができる。

      JABEEの求める学習・教育到達目標

      JABEEでは、「電子情報通信・コンピュータ及び関連の工学分野」の教育プログラムに対し、自立した技術者の育成を目的として、下記の (a) – (i) の基準を具体化した学習・教育目標を設定することを要求しています。

      電子情報通信・コンピュータ及び関連の工学分野におけるJABEEの基準1(2)

      (a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
      (b)技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解
      (c)数学および自然科学に関する知識とそれらを応用する能力
      (d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力
      (e)種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
      (f)論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力
      (g)自主的、継続的に学習する能力
      (h)与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力
      (i)チームで仕事をするための能力

      学科の学習・教育到達目標とJABEE の定めた基準との関係

      電子情報工学科で定めた上記のA-D2の学習・教育到達目標は、以下の表に示すようにJABEEの基準 (a)-(i) を具体化しています。

      (a) (b) (c) (d) (e) (f) (g) (h) (i)
      A
      B-1
      B-2
      C-1
      C-2
      D-1
      D-2

      学習・教育到達目標(A-D2)を表す行とJABEE の基準((a)-(i))を表す列との交点に書かれた◎は、各目標が各基準を主体的に含んでいることを表わし、 また、○は付随的に含んでいることを表わしています。

      JABEEの求める個別基準

      本教育プログラムは、JABEE基準2.1(1)のエンジニアリング系学士課程プログラムにおける必須事項である「教育課程(カリキュラム)は、4 年間にわたる学習・教育で構成され、 当該分野にふさわしい数学、自然科学及び科学技術に関する内容が全体の60%以上であること。」を満足しています。

      分野別要件(電子情報通信・コンピュータ及び関連の工学分野)

      本教育プログラムは、JABEE基準1(2)(d)における当該分野にふさわしい『数学、自然科学及び科学技術に関する内容』として、以下が考慮されています。
    • (1) 電子情報通信に関する工学教育プログラムにおいては、回路 理論、情報理論、通信理論などの知識とそれを組み合わせた 応用能力
    • (2) コンピュータ、ソフトウェア、情報等に関する工学教育プロ グラムにおいては、論理回路、情報理論、データ構造などの 知識とそれを組み合わせた応用能力
    • (3) プログラムの学習・教育到達目標に適合するハードウェア、 ソフトウェア、又はその両方で構成される複雑なシステムに 必要な知識
    • (4) プログラムの学習・教育到達目標に適合するハードウェア及 びソフトウェアに関する実験を計画・遂行し、データを正確 に取得・解析し、工学的に考察し、かつ説明する能力

    • また、上記JABEEの分野別要件に対応する科目群をここに示します。

    • なお、学習・教育到達目標の水準として本教育プログラムは、「技術士第一次試験合格者の水準」を設定しています。